【復刻版】宇野浩二の「思い川」―作家と藝妓との長く美しい恋物語 (響林社文庫)

『【復刻版】宇野浩二の「思い川」―作家と藝妓との長く美しい恋物語 (響林社文庫)』のトップ画像

Amazon.co.jpで詳しくみる

商品説明

Kindle本(キンドル)

ページ数:261ページ

電子書籍

ABIS_EBOOKS

発売日:[平成28年]2016年1月9日(土曜日) 1286日[約3年6ヵ月]前です

リリース日:[平成28年]2016年1月9日(土曜日) 1286日[約3年6ヵ月]前です

レビュー

(内容紹介より引用)

【復刻版の原本】

この電子書籍は、以下の書籍の版面を複写し、シミ、ヤケ、活字のかすれ等をできるかぎり修正し、読みやすくした復刻版です(版面固定型)。

宇野浩二「思ひ川」(角川文庫 昭和31年11月15日発行)

※ 端末によって見え方が異なる場合があるほか、復刻版の版面イメージの確認のためにも、無料サンプルをダウンロードし、確認の上でご購入下さい。

なるべく大画面のタブレット、パソコン等でご覧になることをお勧めします。

【解説】

広津和郎氏が、この作品の素晴らしい魅力を次のように語っています。

「これは一口にいへば三十年間の長い感物語である。

一人の作家と一人の藝妓とが偶然出會ひ、互ひに好意を持ち合ひ、互ひ互ひの生活を辿りながらも、その間終始塗らぬ眞心を互ひに通はせ蛤いてゐる記録である。

もつとも女主人公が藝妓といふ職業を持ってゐたからといって、決して記狹斜の巷を書いた小説ではない。

職業が偶然藝妓であるといふだけで世にも稀なる眞實な心の女を書いた小説である。

最初二人が知合った時、男は三十歳を越えたばかり、女は二十歳そこそこであるが、男が還暦に近づき、女が五十歳に近づいた今日になってもなほ最初と同じ初々しい愛情と友情とを持ちつづけてゐる。

その間には震災があり、思想や社會状態の変遷があり、戦争があり、空襲があり、敗戦があり、三十年の間にはこの國としてよその國の何世紀に相當するやうな複雑な經鹸と試練とを經て來たが、さういふ時代を、この男女は互ひの生活は離れながらも、終始一貫眞實な心を通はせ続け來つたのである。

全くこれは現代では稀有な美しい物語といはなければならない。

戦争と政治に痛めつけられて來たアプレゲエルには想像もつかないやうな世界。

――人間といふものはやっぱり信頼出來るのかと、改めて人間を見直さうといふ氣を起させてくれるやうな美しい世界である。

一行々々叩き込んで行った宇野の努力は、どっしりとした量感でこの美しい物語を纏め上げてゐる。」(巻末解説より。

本書には収録しておりません。)

(引用ここまで)
カスタマーレビューを開く
 (Amazon.co.jp) 

その他情報

  • ランキング
年月最高順位最低順位
2019年3月291971291971
2019年1月266551266551
この記事のPDF文書があります PDF文書をダウンロードする
Amazon.co.jpで詳しくみる