はじめに

今回分解するのは、エレコムのPS2式の光学式の有線マウス。 サイズはMの3ボタンの白色ホワイト。 ROHS指令準拠しています。(詳しくは後述) 型番はM-K6P2RWH/RSです。 今ではレアになってきたPS/2のマウスです。 マウスに買い替えたので保管することになりました。 このまましまっておくのもかわいそうなので マウスの分解にチャレンジしてみました。 こちらは2019年12月に購入で保証期間はもう終わっているはずなのでご安心ください。 なお画像の中にあるシリアル番号にはモザイク処理をしています。 またこちらの記事の画像と内容について一切の保証はしていませんので御了承ください。

RoHS指令とは
「RoHS指令」はローズ指令と読むんですね。うっかりロハスと読みそうになってしまいました。 「RoHS指令」はEUヨーロッパ連合の法律です。 電気・電子機器における特定有害物質の使用制限に関する法律が2003年2月13日に告示され、2006年7月1日から施行されました。 これに従って作らないとEU域内で販売してはいけないそうです。
さっそく分解チャレンジ開始
分解を始めたところこのマウスの実態が判明していきました。
マウスソールはシール式でした

マウスソールはマウスの裏面のつるつるすべるところです。 シール式になっていて簡単にはがすことができました。 マウスソールを剥がすとネジ穴がでてきました。 ネジ穴隠しにもなっていたんですね。 剥がしたシールは後で使うのでくしゃくしゃにしないでなくさないように取っておきました。
分解に使うねじ回し・ドライバー
ネジは3個ありました。 ネジは100均によくある精密ドライバーセット +1のドライバーで回すことができました。 私のドライバーの軸の太さは2.7mmでした。 ネジをなくさないように気を付けました。 ビンやペットのふたを裏返して入れ物にすると簡単で便利ですよ。





カバーを取り外したときにフックやツメみたいなのは特になく素直に開けることができました。 これなら初心者でも中をみることができそうです。



真ん中におおきな黒いテープがありました。 これでLEDから放射される光を遮断しているようです。


基板の上にある左の金属部分から光が出て、プラスチック製のプリズムを通してマウス下の底面を照らし真ん中にあるセンサーICで受け止めているようです。コネクタは5ピンですね。

LEDが光っています。赤色でした。右の白い車輪みたいなのはホイールです。

組み立て作業
一通り確認ができたので組み立てて元に戻すことにします。 やることはカバーを取り付けてネジを回してマウスソールを貼るだけ。

秒ではないけど数分で復旧できました。

最後に
分解作業と復旧作業は滞ることなく進めることができました。 中身がシンプルというのも助かりました。 ネットにある情報をいろいろと読んだのですが ほかのもしボタンが効かなかったり ホイールの調子がおかしいときには 中の掃除してほこりや汚れを取り除くことで直ることがあるそうです。 腕に自信があってサイズの合うプラスドライバーが一本あれば すぐに開けることができるので試すこともできると思います。 それでも直らないようであれば お値段も手ごろなので新しくまた買ったほうが良いと思いました。
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エレコム マウス 有線 Mサイズ 3ボタン PS2 光学式 ホワイト ROHS指令準拠 M-K6P2RWH/RS
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